【顧客価値共創堂のマーケティング】

創業時から「難しい」と感じていることがあります。自分の業務を一言で伝えられないのです。マーケティングと言うと、いろいろな業務内容を想像されます。

マーケティングほど、広い定義のまま使われているビジネス用語はないでしょう。マーケティングが多くの要素を含んでいる証しです。多くの大学で、経営学部や商学部にマーケティングの講義やゼミがありますが、社会学の要素が非常に大きいと私は思います。

そんな中、ピーター・F・ドラッガー氏の名著「【エッセンシャル版】マネジメント 基本と原則(ダイヤモンド社)」を改めて読み返して、そこに述べられているマーケティングの定義に、思わず小膝を叩きました。

「マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、おのずから売れるようにすることである。」(17ページ)

その直前の文章ではこのように述べています。

「これまでマーケティングは、販売に関係する全職能の遂行を意味するにすぎなかった。(中略)実のところ、販売とマーケティングは逆である。」(17ページ)

顧客価値共創堂の業務はこの「マーケティング」です。

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