【決めることの難しさ】

こんな会議に出ることが時々あります。

会議の前半は参加者がいろいろな意見を出します。目には見えないですが、テーブルの上にはたくさんの意見がおかれていきます。

中盤を過ぎて、誰かが言います。「で、どうしようか?」すると、急に静かになります。

なぜそうなるのでしょうか?理由の1つが、決断力が充分に養われていないことです。多くの場合、決断力は意識して鍛える必要があります。常に決めることを意識して議論を進める。そして、説明責任に耐えられる自信を持つ。責任を背負うことを避けたくなり、つい言ってしまうのが、「私”は”、こう思いますけど、」、「個人的には、」、「・・・、知らんけど。(関西だけ?)」。

では、どうすればよいか。1つお勧めなのは、常に根拠を明確にすることです。自分が提案する時はもちろん、他の人の提案を受ける時にも「なんで?」と話す習慣を持ってみてください。納得できる根拠があれば、自信を持つことができ、決める勇気を持てます。