【非常時だからこそ、事業の軸を見つめ直してみませんか。】

 
コロナウイルス感染拡大の影響が日に日に大きくなっています。毎日たくさんの変化があって、多くの方が対応に苦慮されています。東日本大震災以降BCP(事業継続計画)を策定する企業が増えましたが、効果的に運用されていることを願います。
 
多忙を極めている方もいらっしゃると思われます。逆に急に仕事がキャンセルとなって困っている方もいらっしゃると思われます。心と時間にゆとりを持てるようでしたら、時間の有効活用として、「重要だけど緊急ではない」ことをやってみることをお勧めします。
 
今のような非常時こそ、事業の「目指す姿、ありたい姿」を振り返り、事態が収束した後への準備をするのがよいでしょう。そもそも、この事業を通じて「どのように社会に貢献したいのか」、「どんな人を幸せにしたいのか」をもう一度思い返してみてください。
 
そして、現状として「お客様にナンバーワンやオンリーワンと言える自分の強み」、「その強みを活かして解決できるお客様の悩みや叶えられる望み」を整理してみてください。そうすると「お客様の生活や悩み・望みをどのくらい深く理解しているか」とその必然性も見えてきます。当たり前のことが当たり前でない時こそ、理念、顧客、提供価値など事業の軸がしっかりしていることの重要性に気づきやすいはずです。
 
感染者増加の報道が毎日継続する一方で、治療に関する明るいニュースも流れ始めました。SARSもMERSも収束しました。来たるべき日に向けての準備も行いましょう。