【ファクトフルネスを読みました】
以前「ファクトフルネス」(ハンス・ロスリング他)を読みました。
ベストセラーの上位にランクされる
本なので、読まれた方も多いのではないでしょうか。
読み終わって、「そうだなあ」と思うことが2つあります。①一部の切り取られた事実に強く影響されることがあること、そして、②古い情報を信じ続けていることの2点です。
どちらも事業プランやマーケティング計画を作る時に気をつけなければいけないことです。
①については、「貧しい生活を送る部族の映像を報道で見て、その地域全体がそのような生活を送っていると思い込んでしまう。」という事例が紹介されていました。新型コロナウイルス感染症問題によって生活が大きく変わっていることを強く伝える報道や情報を目にすることが多いですが、それを受け止めつつ、自分自身で全体を俯瞰して見る習慣を持つことが重要です。
②については、いろいろな場面で3〜5年前のデータを引用して根拠としていることを散見します。しかし、例えば、AIの分野などは3年前と大きく変わっています。コミュニケーションや商品検索の手段も変わっています。3年前はもう古い、くらいの感覚が必要な分野が多いでしょう。
私自身も本の中に出てくる問題は間違ってばかりでした。気をつけなければいけないと思います。